ゲフレやロールストランドでも活躍した、アラビアの"リッレモー・マンネルハイム"(発音しづらい…)のWWF(世界自然保護基金) のために作られたオブジェ”パンダ”です。 リッレモーさんの作品は有機的なデザインが多く、オブジェなんかは独特の雰囲気とフォルムが特徴ですね。 この作品の配色のバランスなんかは絶妙で、全体的にアーティスティックな雰囲気が漂っています。
こちらのシリーズは全部で数種類あるようで、他にもペンギンやアザラシといった生き物がいます。ブラックとホワイトのカラーリングが印象的でお洒落な感じです。こちらの商品はヴィンテージ品で、経年による独特の風合いがありますが、目立つキズも無く良い状態です。また裏面には全オーナーが貼ったと思われるキズ防止のフェルトが貼られています。
”リッレモー・マンネルハイム”、実はこれは彼女の作家名で、本名はアイノ・インゲボーグ・ソフィーという名前だそうです。 学生時代にスウェーデンに居たため、それが縁でゲフレやロールストランドに入社。そのため陶磁器の作品も多く、 イギリスやイタリアにも留学していた経験があるようです。(恐らくその後アラビアに在籍していた。) 彼女の作品の特徴として、あまり装飾的なデザインが少く有機的なフォルムを持ったデザインが多いのが特徴です。