さりげない北欧デザインパターン
さりげない北欧デザインパターン
フィンランドはヘルシンキの北西に位置する小さな街”ラプア”。そこで100年前から創業を続ける織物工場があります。 ラプアンカンクリ”ラプアの織り手たち”と名付けられたブランド名には、並ならぬこだわりがあります。
これまで培った技術は今なお受け継がれとともに、日々新たな取り組みにも挑戦し続けています。また北欧らしいデザインのテキスタイルには、日本人デザイナーによる物もあったります。
そして現在、100年の間に培った専門性を生かし、暮らしに寄り添うようなテキスタイルをラプアから世界に届けています。
今回はプレースマットですが、リネン素材に描かれた不思議なイラストパターンが、北欧フィンランドらしい雰囲気を醸し出しています。
決して主張せずテーブルに溶け込みます。
■プレースマット/SADEKURO/ターコイズ
■プレースマット/SADEKURO/グレー
■プレースマット/KOIVE/グレー
■プレースマット/KATAJANMARJA
元々織物メーカーであるラプアンカンクリの作るリネンコットン素材は、ヨーロッパリネン連盟が設ける”Masters of Linen”の厳しい品質基準をクリアしたリ高品質なリネンコットンです。
リネンコットンに描かれたイラストは、北欧や日本人デザイナーを起用しています。北欧デザインらしい独特なアンニュイな雰囲気が、リネンコットンととてもマッチしています。
1900年初頭、現経営者であるエスコ・ヒェルトの祖父がテキスタイル事業を始めたのが最初で、それから 1973年にラプアンカンクリが立ち上がりました。 当初はフィンランドの伝統であったタペストリーを手作業から 織機による生産方式にて製造した数少ない企業でした。 また麻製品を作るうえで麻糸は切れやすく、折るのも難しいため必ず人の手が必要になるそうです。そうやって昔ながらの伝統とともに 新たな技術やデザインを取り込み、今日に至ります。