ポシュグルン

ポシュグルン ミニフィギュア
Porsgrund Norway mini Figure by Anne Marie Odegaard

ポシュグルン

Porsgrund Porlicen(ポシュグルン)は、ノルウェーで古くから陶磁器製品を作る、老舗ブランドの一つです。
首都オスロから南西に約100km離れた街”Porsgrunn”の中央に流れる川に隣接する素敵なロケーションです。
ポシュグルン は1885年、実業家ヨハン・ジュレミアッセンにより設立され、当初から絵付けアーティストらを起用し、
質の高い製品を生産していました。当時はヨーロッパ諸国では製陶会社が多く作られており、マイセンやローヤルコペンハーゲン、ロールストランドといった海外のメーカーに影響を受けました。

ノルウェー地図 ポシュグルン社屋
ポシュグルンテーブルウェア

当時から様々アーティストが参加していました

ポシュグルンでは、当時から様々なアーティストが参加し、非常に多くの製品や作品を残しました。中でも1920年頃から活躍していたデザイナー:Nora Gulbrandsenは、 多くの作品と功績を残しました。1950年代頃になると新たなデザイナーやアーティストが加わり、よりポピュラーな装飾が描かれるようになりました。 またオブジェやジュエリーなどのアイテムを生産するようになり、ポシュルグンは黄金期を迎えます。

ポシュグルンプレート

素朴な良さを伝えるノルウェーデザイン

ポシュルグンは、様々デザイナーやアーティストが参加していましたが、一貫して言えることは、素朴でシンプルなデザインが多い事です。 ノルウェーのデザインは、スウェーデンやフィンランドとは少し雰囲気が異なり、より素朴でシンプルな雪国らしい印象を受けます。色味も派手な物が少ない印象です。

― Anne Marie Odegaard/Norman & kari ―

ポシュグルン ノーマン&カーリ

ブルーとホワイトのコントラスト、ふっくらしたフォルム。

1950年代当時はヨーロッパ諸国のでは陶磁器生産が盛んで、ノルウェー国内のポシュグルンも例外ではありませんでした。多くのデザイナーが活躍し、 多くの絵付けが施された作品を輩出しました。デザイナーであるアンネ・マリー・オデガード氏が、ポシュグルンに入社したのが、黄金期であった1950年代です。

 

彼女はテーブルウェア以外に、オブジェや壁掛けジュエリーといった分野も手掛けていました。特に小さな額縁にセラミックタイルを入れた壁掛け作品は人気だったようで、 海外のオークションでよく見かけます。彼女の才能はすぐに認められ、ポップな絵柄やデザインは当時から人気だったようです。

ポシュグルン ノーマン&カーリ
ポシュグルン ノーマン&カーリ
ポシュグルン

■ポシュグルン 1885年~

Porsgrund Porlicen(ポシュグルン)は、ノルウェーで古くから陶磁器製品を作る、老舗ブランドの一つです。 首都オスロから南西に約100km離れた街”Porsgrunn”の中央に流れる川に隣接する素敵なロケーションです。 ポシュグルン は1885年、実業家ヨハン・ジュレミアッセンにより設立され、当初から絵付けアーティストらを起用し、質の高い製品を生産していました。 当時はヨーロッパ諸国では製陶会社が多く作られており、マイセンやローヤルコペンハーゲン、ロールストランドといった海外のメーカーに影響を受けました。

アンネ・マリー・オデガード

■アンネ・マリー・オデガード

1931年ノルウェー生まれ。オスロの芸術工科大学を卒業後、1954年にポシュグルンにデザイナーとして採用されました。 1960年~80年代くらいまで、多くのテーブルウェアやアートピース作品等を製作し、いくつかの受賞歴があります。 オブジェや陶板等に見られる、女性らしい繊細なタッチのイラスト表現を得意とし、人気のデザイナーだったようです。 また病院や美術館等、公共建築物のインテリアなどにも関わっており、多くの作品を残しました。

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